2009年6月22日

県立広島大学同窓会

昨日,県立広島大学の同窓会が開催されたので出席した。
講演会で講師をしてくださったのは,NHKの「そのとき歴史が動いた」のキャスターである松平定知氏であった。
氏は講演の中で,そのとき歴史が動いたを製作するに当たり以下の3点を重要視したとおっしゃっていた。
1.徹底的現場主義
→デスクで会議するのではなく,とにかく現場に足をむける。
2.徹底的専門化主義
→専門家がみて耐えれる番組作りを心がける。
3.徹底的実証主義
→データがないもの,実証されていないものは,たとえ面白い話でも番組で取り上げない。

現場で科学を志す人にとってはたいそう含蓄のある話だった。


2008年12月28日

幸せなら手をたたこう♪の意味

よく「心が通い合う○○○」というフレーズを聞くことがあるが,これはどういう状態なのだろうか?「心が・・・」というくらいだから単に言葉で語り合うのとは違うんだろうと思うし,実際に使われる場面を思い出しても,やっぱり言葉以上の「何か」で通い合う状態なんだと思う。

恐らく,心が通い合うの本質的状態というのは「態度で確かめ合う」状態なんじゃないかと思ったりする。

坂本九さんも歌っている幸せなら手をたたこうという歌の歌詞はまさにこの心が通い合うという状態を表現しているような気がする。つまり,幸せというひとつの心の状態を手をたたいたり足を鳴らしたりしながら「態度」で示しましょうというのである。この歌はスペイン民謡らしく,さすが西洋人らしい思想の含まれた歌詞だなーと思う。

この幸せなら手をたたこうの歌詞に対し,日本には以心伝心という言葉がある。辞書をひくと
いしんでんしん [1]【以心伝心】
        (1)〔六祖壇経「法即以レ心伝レ心、皆令二自悟自解一」〕
禅宗で、言葉では表せない仏法の神髄を無言のうちに弟子に伝えること。
(2)考えていることが、言葉を使わないでも互いにわかること。
三省堂 『大辞林』
ということらしく,基本的に私たちが日常使っているのは(2)のほうの意味だろう。これは,幸せなら手をたたこうと同じような意味じゃないかと一瞬思ってしまうが,どうもそうでない気がする。以心伝心の場合,態度がなくても心が通じる状態を指す意味が強いのではなかろうか。つまり,対象とする相手の行動や境遇を比較的長時間にわたり観察する中から想像される相手の相手の心の状態を示している意味が強かろう。


現代の日本ではどうだろうか,以心伝心より幸せなら手をたたこうのほうが心が通い合うためには有効な方法になってきた気がする。


2008年12月4日

厚生労働省から「平成21年度介護報酬改定ついて」資料がでていました。



このファイルの3ページ目に次のような記載があります。

===========================
・現在、医療保険において一部が代替されて
いる維持期のリハビリテーションについて、介護保
険における受け皿を整備する必要がある
・特に、介護保険において、「個別リハビリテー
ション提供に特化した短時間の制度」創設が
重要課題。
===========================

これから医療保険でのリハビリテーションはかなり限定された疾患に対して行われる事になるでしょうね。そして,急性期病院,回復期リハビリテーション病院以外のいわゆる中小病院での医療保険リハビリはかなり限局されるのではないでしょうか?
また,介護保険でのリハビリテーションにおいて急性期・回復期と同等の質を確保するというのなら当然のごとく急性期・回復期と同等の診療報酬をつけていただかないといけないように思います。

これらのことがどうなるのか,来年度の介護保険改定が気になるところです。


2008年10月20日

患者様?患者さん?

国立国語研究所の研究開発部門上席研究員を務める吉岡泰夫氏にm3.com(So-net M3, Inc. )が取材した際に提示されたデータだそうです。


医療者であれば多くの人が「患者様」という表現に違和感を感じたことがあるでしょう。私もそのひとりでした。この調査結果をみて安心したというか,やっぱりなとおもいました。患者の立場からしても氏名+さまが良いと回答した人はひとりもいなかったそうです。

なぜ患者様と呼ばれたくないのか,ここで言及する必要もないでしょうが,問題なのはなぜ患者様と呼ばないといけない風習が芽生えたかということです。暇があったら調べてみたいですが,このように現場にいる多くの人たちがおかしいと思っている事でも,政策や作られた世論によりつきすすむことがあるということは,非常に興味深く,また怖い話です。

2008年5月10日

安いヘルパーの給料

http://www.asahi.com/life/update/0510/TKY200805090300.html
(アサヒcomより)

ホームヘルパーの給料って安いらしいですね。手取りで10万円台前半がざらとか・・・。これじゃーさすがに働き手がいないですよね。確かにやりがいのある仕事だとは思いますが,いわゆる3K仕事といえばそうだし。
訪問介護は,お宅訪問するわけだから,1日のうちにそんなにたくさんの人の家に行けないわけで,移動時間を考えるとどうしても収入が減るんでしょうね。この非効率性を担保するためにもう少し,1回あたりの報酬を増やしてあげればいいと思うんですが。。。そうなると介護保険料は上がるけど。



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